はじめに
在宅ワーク中心で過ごしている私は、人よりも小さな違和感に気づきやすい性格です。
だからこそ「妥協せずに家を建てよう」と決めて、動線・収納・コンセント位置まで徹底的に考えて家づくりをしました。
新築、「こうしておけばよかった」後悔まとめから早2年。(ブログをなかなか更新できずすみません…笑)
実際に住んでみて、新築数ヶ月では分からなかった、生活のリアルな不便なことたくさんありました。
この記事では、2年間暮らして後悔したことをまとめてご紹介します。
これから家を建てる方のヒントになれば嬉しいです。
2年住んでわかった後悔
後悔① 家事室ロッカーの高さ
掃除をラクにするために、ロッカーのはキャスターをつけて収納ケースを置きました。
ところが…中途半端な高さのせいで埃がたまりやすく、逆に掃除が大変に。
今思えば、膝下部分は思い切ってフリースペースにしておけばよかったなと感じています。
そこにキャスター付きのランドリーバスケットやワゴンを置けば、動かすのも掃除ももっとラクだったはずです。
さらに失敗したのが、後付けで買った収納ケース。
サイズがほんの少し小さく、微妙な隙間に埃がたまってしまいます。

後悔② コンセントの位置
寝室のスマホ充電用のコンセントは、中腰で差さないといけない高さ。
「もう少し高い位置にすればよかった…」と感じています。
日常的に使うコンセントは、だいたい高めに設置しておくのが間違いないと思いました。
さらに失敗したのが、ダイニング横の「なんでも部屋」。
家を建てたときは具体的な使い方をイメージできておらず、標準の低い位置にコンセントをつけました。
ところが実際には仕事用の机を置くことになり、コンセントが遠い&低すぎて不便に…。
デフォルトの高さ=使いやすい、とは限らないので要注意です。
また、実際に住んでみると「ほとんど使っていないコンセント」もありました。
このあたりは写真付きで、別記事でも詳しくまとめる予定です。
後悔ポイント③ ソファの奥行き
新居に合わせてソファを購入しました。
デザイン的にはインテリアにしっくりと馴染み、見た目もかっこよく満足しています。

右:今のソファ(奥行き浅め)インテリアに馴染むけど、リラックス感は物足りない
実際に座ってみると奥行きが足りず、くつろぎにくいのが正直な感想。
座るだけだし大丈夫と思って決めたのですが、リラックスしたいときには窮屈さを感じてしまいます。
毎日使う家具は、ネットだけでなく実物に座って体感すべきだと痛感
後悔④ 階段の手すり

デザイン重視で選んだ階段の手すり。見た目はおしゃれで気に入っているのですが、
手触りがよくない・安定感が弱いという点で後悔しました。
意外な盲点だったのが「質感」。
毎日必ず手に触れる部分だからこそ、素材や触り心地はとても大事だと実感しています。 のぼり降りの動作って意外と重要で、ここが快適だったら、朝起きたとき・夜寝る前の気分も違ったかもしれません。
後悔⑤ ダイニング横のヌック部屋

憧れで作ったヌック(子供が本を読んだりくつろぐ場所)ですが、実際には子どもの荷物置き場になってしまいました。
というのも、子供にここに置く理由を聞くと、ここが一番置きやすいからとのこと。
当初玄関ロッカーに置くはずが、ダイニング横の部屋のヌックが学校帰りの荷物を置く定位置になったのです。
もしやり直せるなら、ヌックを「ベンチ+机(頑丈な棚)」の2way仕様にしたいです。

半分は座って勉強できるベンチに、半分は重いかばんも置ける棚に。
そうすれば子ども時代は「勉強&一時置き」、将来は本棚として長く使えたはずです。
憧れだけで作るのではなく、成長後の使い道まで想像する。
これがヌックを後悔しないためのポイントだと感じました。
後悔⑤ 在宅ワーク場所のレイアウト

家事室に造作したワークスペースは、実際に使ってみると 暗い・トイレ近くなどで使いづらさを感じました。
結果的にリビングやダイニング横のヌック部屋で作業するようになりましたが、どこも一長一短。
「在宅ワークするかどうかわからない」と思っても、将来を見据えて、仕事スペースの配置や窓についてもっと考えればよかったと後悔しています。
👉 在宅ワークスペースの失敗談と改善アイデアは、こちらの記事にまとめました。
➡ 在宅ワークデスクの正解配置|後悔しないレイアウトとは?
後悔⑥ センサーライトの配置

結論!「できれば全部センサーにしたい」──それくらい便利でした。
入居直後に気づいた場所
- トイレ
- 階段
- 浴室までの廊下
2年たって「ここもセンサーにすればよかった」と思った場所
- 洗面台前
娘が高学年になり美容に興味を持ち始め、長時間使うように。
→ 消し忘れが多発。注意しても改善せずストレスに。 - 玄関ロッカー
少し奥まった場所にあり、階段の方まで進まないとライトが点かない。 - 家事室ロッカー前
夫がよく消し忘れ、常に電気がつけっぱなし状態に。
消し忘れを「家族の習慣」に頼るのは無理
→最初からセンサーで自動化するのが正解
特に、生活導線上にある場所のセンサーライトはおすすめです!
センサーライトは「ほんの数秒の手間」をなくすだけですが、毎日のことなので快適さが大きく変わります。
後付けもできて便利でした🔻
まとめ
家づくりのとき「最初が肝心」と妥協しなかったのは正解でした。
でも実際に住んでみないと分からないことも多いです。
これから家を建てる方は、「疑問や違和感は放置せず、必ず立ち止まって解決してから採用する」してみてください。
後悔しない家づくりにつながりますように。