玄関にファミリーロッカーを作る家が増えてきました。
今回は、注文住宅で玄関ロッカーを取り入れる手順と我が家の玄関のファミリーロッカーをご紹介します。
玄関のファミリーロッカーの作り方

注文住宅で、玄関のファミリーロッカー(個人ロッカー)を作る方法は3ステップです。
- 新居で玄関に置く荷物をピックアップする。
- ピンタレストでイメージを固める。
- ピンタレストのボードとロッカーのサイズを建築会社サイドと共有する。
玄関に置く荷物をピックアップする
ファミリーロッカーは個人のロッカーでもあるので、家族それぞれの荷物を書き出します。
- 玄関と外を行き来するときに使うもの
- 出かける時に忘れないように玄関に置いておきたいもの
などです。
今の玄関の写真を撮ってからリストにまとめると、大体の荷物の種類やボリュームがわかっていいですよ。
この作業で玄関ロッカーのおおよそのサイズや配置が決まってきます。
ピンタレストでイメージを固める

こちらが私のピンタレストのボードです。
(参照:ピンタレストの使い方→公式ブログ)
玄関ロッカー、家事室ロッカーに分けました。
ファミリーロッカーは海外の玄関ロッカーの画像がとても可愛くて参考になりました。
※ mudは「泥」ですが、ぬれたり泥が付いた靴や服などを脱ぐところ、家の玄関や小さい部屋のことを言うそうです。
ハンガーパイプかフックか

中段をハンガーパイプにするのか、フックにするのかを選びます。
私は掛ける収納の方ラクだったので玄関ロッカーはフックにしました。
ちなみに海外の「mudroom」は、ほぼフックでした。
「coat closet」で検索すれば、ハンガーパイプの収納も出てきます。
何を掛けるか(フック・ハンガーから下のサイズを測る)
掛ける服の長さも考えて、掛ける(フック・ハンガーパイプ)ところから下板までの長さを確保しましょう。
土間ロッカーか室内ロッカーか決める

靴を脱いで入れば室内、靴のままなら土間です。
土間ロッカーなら、バスケ選手のロッカールームのように座って靴を履けるかっこいいベンチ付きロッカーにもできますね。
ピンタレストのボードを共有する
最後に、あらかじめピン留めしておいたボードや自分のピンタレストのURLを、建築会社の方と共有します。
我が家は設計士さんと収納アドバイザーさんと共有して、ロッカーのサイズや配置を、色は全体のバランスをみてインテリアコーディネーターさんと決めました。
我が家の玄関のファミリーロッカー
我が家のファミリーロッカーは2つあり、家事室と玄関にあります。
今回はそのうち、玄関のファミリーロッカー(個人ロッカー)をご紹介します。
実際にできてきた玄関のファミリーロッカーはこちらです。

リビングから玄関へ行く目線です。
正面には全身鏡を壁掛けする予定で、壁を補強してもらいました。
つぎの写真は、リビングから家族ロッカーを通らないでお客さま用の玄関からの目線です。
(ドアは吊り戸になっていて、目隠しできます。)

玄関を入ると、右側に家族用の玄関収納(シューズクローク)、左側に手洗いがあります。
靴置きは小さいですが、靴は1人2〜3足しか持たないので最小限にしました。
そのかわり、ピンタレストでピン留めしておいた「傘かけ」のアイデアを取り入れました。
市販の傘かけもいいですが、最初から浮かせられる設計にしてほしいと思ったので収納相談の時にお願いしました。
靴を脱ぐ前の左手(土間)に手洗い場があります。
靴を脱いで、正面に玄関のファミリーロッカーがあります。
イメージしていたよりも小さかったですが、収納アドバイザーさんと相談して決めたサイズでした。

入居後、さっそく水平器を使ってフックを取り付けました。

赤の光と緑の光は緑の方がみやすいとの口コミがあったので緑を購入。
家族が自分のスペースを持つことで、自分のものは自分で管理・整理しやすいロッカーになりました。
フックの高さはちょっと高かったかなとも思うので、今後修正していこうと思います。

まとめ
この記事では、注文住宅で玄関ロッカーを取りいれる方法をご紹介しました。
玄関のファミリーロッカーの作り方は3ステップです。
- 新居で玄関に置く荷物をピックアップする。
- ピンタレストでイメージを固める。
- ピンタレストのボードと荷物のサイズを建築会社サイドと共有する。
1と2はどちらからでも大丈夫ですが、ワクワクしながら決めるのにはイメージを固めてからでも良さそうです。
実際に置く荷物の量やサイズを知ることによって、ファミリーロッカーの幅や大きさ、仕様も変わってくるかと思います。
調べたこと(ピンタレストのURLや荷物の量、サイズなど)を建築会社さんと共有して間取りを決めてみてください。
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