はじめに
在宅ワークが増えた今、家の中でのデスク配置や間取りの工夫はとても大切です。
私自身も新居を建てるときに在宅ワークスペースを用意しましたが、実際に使ってみると「これは失敗だった…」というポイントがいくつもありました。
この記事では、私が感じた後悔ポイントと、改善案をまとめるので、これから家を建てるかたは、参考にしてみてください。
後悔ポイント:在宅ワークスペース

私の作業場所は当初、キッチン横の家事室ロッカー近くに造作した机でした。
マグネットボードも備え付け、コンセント位置も完璧!と便利そうに見えましたが、実際には3つ問題がありました。
- 暗い:背後に窓をつけなかったため、昼間でも電気が必要。
- トイレが近い:机のすぐそばがトイレで、オンライン会議中に家族が使うと気まずい。
- 背後が気になる:机の後ろを家族が通るので、PC画面が丸見え。
リビングに移動しても、夫(リモートワーク)がちょこちょこ降りてきて集中できず…。

結局、ダイニング横のヌック部屋に落ち着きました。
高い窓で、直接光が眩しいということもなく、朝も夕方も自然と明るく一番快適でしたが、コンセント位置が低くて遠いという新たな不便さもありました。
私の後悔・失敗の学びから、これから快適な在宅ワークスペースを作りたいという方に2つアイデアを紹介します。
在宅ワークスペースアイデア① 課長・部長スタイル

会社の課長や部長の机を思い出してください。
入口や動線に対して 正面を向く 形で座っています。
- 誰が来ても目が合うので安心感がある
- 背後を気にしなくてよい
- 集中力を保ちやすい
在宅ワークでも同じ発想で、入口や家族の動線を正面にしたレイアウトはおすすめです。
在宅ワークスペースアイデア② 壁付けスタイル

もう一つの安心レイアウトは 壁付けタイプ。
- 壁を見ながら作業することで、背後から画面を覗かれる心配がない
- 扉や壁面収納と組み合わせれば、圧迫感も軽減できる
特に、私のように在宅ワーク中に家族が後ろを通るのが嫌、という人にはぴったりです。
在宅ワーク空間づくりの注意点まとめ

配置スタイルにかかわらず、大切なのは次の3点です。
- 自然光を取り入れる窓の高さや向き
- 背後を通られない安心感
- 机の高さに合わせたコンセント位置
机そのものよりも、配置と環境設計 の工夫で快適さが大きく変わります。
まとめ
在宅ワークスペースは「机を置けばいい」という単純な話ではなく、
- 動線
- 視線
- 光
- コンセント位置
をしっかり考えることが後悔しないポイントです。
私のように「なんとなくここでいいかな」と決めると、住んでから必ず不便が出てきます。
これから家づくりやリフォームを考えている方は、ぜひ 配置と視線 を意識してみてください。
この記事が参考になれば嬉しいです。