1回着ただけでは洗わない、脱いだ服、着掛けの服の一時置き場を、家を建てる前に間取りに取り入れ、ずっとすっきり、散らからない仕組みができました。
実際に工夫したことなどをシェアします。
カオスな洋服置き場の日々からの脱却!
筆者は1年前に工務店で家を新築しました。家族は筆者と夫、小学生の子供2人です。
以前の住まいでは、脱いだけどまだ洗わない服、例えばパジャマやニット、カーディガン、Gパンなど、1回着ただけで洗うのがためらわれる服を、風呂場前の脱衣所に収納していました。
洋服の一時置き場の不満
写真は以前の住まいの、着掛けの服を置いていた場所です。
実際に関して感じていた不満点は
- 収納が足りない。
- 床置きするとほこりっぽい。
- 浴室前に置くと湿気がすごい。
ということでした。
以前の住まいの脱衣所の洗濯機の上に作った自作の棚は、幅や奥行きが不十分で、タオルを置くスペースも確保しなければならないので、着掛けの服を収納するスペースがとても狭かったのです。
そのため洗わない服は床置きのかごに入れていましたが、これがホコリっぽく、風呂場前での湿気が気になり、結局は洗濯することに。
かといって、リビングに着掛けの服を置くと散らかり、見た目にもごちゃついてイヤでした。
新築した家ではこの不満を解決したいと、着掛けの服を清潔で、すっきりと収納できるような専用のスペースを計画しました。
写真は、収納アドバイザーさんに作ってもらった収納プラン図です。
高さやハンガーパイプの長さなど、とても悩んで時間をかけました。
家族ごとの洋服の一時置き場がスッキリ
実際にできた家族ロッカーはこちらです。
家事室前の家族ロッカーの棚に、着掛けの服(1回では洗わない服)とパジャマの収納スペースができました。
冬の洋服は、厚くかさばりますが、そんな季節にも対応できるくらいの大きさです。
このスペースを作ったことでいろんなメリットがありました。
- 1回で洗わない服も、清潔に保ちやすくなった。
- リビングや脱衣所が片付いた。
- 一時置き場のスペースだけで着掛けの洋服を管理できるので、見た目にすっきりした。
- 家族ごとに管理しやすくなった。
子供服は毎日洗いますが、夫婦ともに在宅仕事のため、家で着る服が多めです。
なので大人の服は、特に冬は、1回で洗うことが少なく着掛けの服が多くなりがちです。
ですが、新しい家では家族それぞれ専用のロッカーがあるため、一目で着掛けの服の管理がしやすくなり、洗濯するタイミングがわかりやすくなりました。
家族ごとに、自分の洋服置き場があるのはとても便利です。
パジャマ置き場もできた
着掛けの服と同じように、新しい家ではパジャマ置き場もロッカーに、と考えました。
それが本当に正解で、手軽にパジャマを出し入れできるようになったことで、脱衣所がすっきり。
この着掛けの服・パジャマ置き場を間取りに取り入れたことで、快適な生活空間になりました。
特に子供たちのパジャマ置き場は、子供たちが自分で片付ける習慣ができたのでよかったです。
洋服の一時置きで工夫したところ
以前の住まいでは、収納スペースが足りませんでしたが、新居ではカゴを床置きする生活をやめて、家族それぞれが出し入れしやすい高さを意識しました。
- 脱いでまだ洗わない羽織り系は、ハンガーパイプがついたオープンクロゼットへ
- 基本は軽くたたんでオープンロッカーへ
オープンクロゼットなら、一回着た服でも躊躇せずに戻せます。
入居時から、「着掛けの服はここのスペースに戻す」という決まりを作ったので、脱衣所やリビングが散らかることは無くなりました。
特にジーパンは、掛けるのが面倒なので、軽く畳んで置けるスペースを作ったのはよかったと思います。
間取りの段階から「洋服の一時置き場」を作っておき、ずっと散らからない仕組みができたのが本当によかったと思います。
家族ロッカーは便利
我が家には、家事室前のロッカーの他に、玄関にも個人ロッカーがあります。
玄関から帰ってきて、コートなどの羽織ものは各自玄関ロッカーに掛けてからリビングに入ります。
そのためリビングは散らかりません。
まとめ
新しい家の間取りに着掛けの服の置き場所を計画的に取り入れたことで、新居での生活がラクになり、リビングや脱衣所がすっきりしました。
これから家を建てる方や模様替えを考えている方は、ぜひ着掛けの服置き場を考えた間取りを検討してみてはいかがでしょうか。
ESSE Online日刊住まいにも、「家族の衣類ロッカーつきの家」として執筆しました。
詳細はこちら→洗濯家事がラク、ランドリールーム横に家事室(家族の衣類ロッカーつき)がある家
この記事が参考になると幸いです。