うちの家族は4人で子供は小学生2人(男女)います。
中古住宅を建て替え、注文住宅で家を建てることに決まって、我が家の間取りのテーマを大きく3つにしぼりました。
- 開放感とプライバシー
- いつもの家事を楽にする家
- 老後、1Fだけでも暮らせる家
今まで住んでいた場所の不満を洗い出して、こういう家に住みたいという理想を現実にしました。
これから注文住宅で家を建てる方、よかったら参考にしてみてください。
我が家が間取りでこだわったところ
間取りの譲れないコンセプト:リビングの「開放感」と「プライバシー」
夫がリビングの開放感 私が部屋のプライバシーを第一条件にしていたので、要望を擦り合わせて「コの字型の家」にしてもらいました。
コの型の家
この字型の家は開放感があり、中庭の入り口に格子があるので、プライバシーもちゃんと保たれます。
こだわった点はウッドデッキの色で、床材のオークと似てる色を選んだのでリビングを広く見せる効果があります。
中庭(ウッドデッキ)とシンボルツリー
ウッドデッキの中心に置く予定のシンボルツリーが目隠しがわりにも、癒しにもなるようにしてもらいました。
脱衣所とランドリールームを分けたい
今までの家は、洗面所と脱衣所が一緒でした。
娘が大きくなると、プライバシーが必要になると思うのでランドリールームと脱衣所を分けることにしました。
家事が楽になる家にしたい
収納アドバイザーの方に相談に乗ってもらい、家事の困りごとや家事の流れなどを確認してもらいました。
1Fで室内干しと外干し
うちは2Fにバルコニーを作りませんでした。
洗濯機がある1Fで洗濯物を完結したかったからです。
バルコニーのメンテナンスが大変だと思ったのもあります。
布団を干したい場合は、布団乾燥機やレイコップなどの文明の利器を使うことにしました。
また2Fの寝室には、シーツなどを干せるように「pid4M」をつけてもらいました。
詳細の記事はこちら→2Fで物干しする場合pid4Mを使う
家事(洗濯物)の流れ
- 脱衣所で脱ぐ→ランドリーバスケットに入れる。
- すぐ隣のランドリールームで洗う。
- ランドリールームで室内干しするorランドリールームの目の前の屋外で干す。
- 取り込む。
- たたむ。
- 家事室の個人ロッカーに入れる。
という洗濯の流れを考えました。
この一連の流れがとーっても楽です。
ランドリーバスケットはキャスター付きで移動がとっても楽です。
ランドリーバスケットの詳細はこちら→アイアンバーの物干しを楽にしたランドリーバスケット
個人ロッカー(家事室・玄関)が欲しい
うちの家族は4人ですが、前の家では個人の荷物の仕分けが大変だったので、家事室(キッチンの隣)とシューズクロークにそれぞれ個人(ファミリー)ロッカーを作ってもらいました。
家事室のファミリーロッカー
ここには気掛けの服、洗濯物の乾いたものを入れるかご、いつも着ている服、下着類、靴下を収納します。
→自分の部屋に下着を収納しない件に関しては賛否両論ありますが、成長に合わせて修正していこうと思っています。
ロッカーの隣のハンガーパイプ
ロッカーの隣にハンガーパイプの収納を作りました。たためない服、引っ掛ける服用です。
将来的に1階だけで暮らせる家にするためには、もう少し「掛ける収納」があってもいいかとは思いましたが、子供が巣立つことを考えて増やさないことにしました。
玄関のファミリーロッカー
玄関から入ってきた子供たちが、玄関やリビングに荷物を置きっぱなしだったりするのが嫌で、玄関にも個人ロッカーを作ってもらいました。
学校の長い休み前に持ち帰る、鍵盤ハーモニカや習字道具、裁縫道具、絵の具、リコーダーなどもこちらの個人ロッカーに置けて便利です。
玄関収納の傘かけ
家族全員の靴の収納が足りそうだったので、同じ場所に室内の傘かけバーを作ってもらいました。
towerなど市販のいい傘かけもありますが、せっかくの注文住宅なので、浮かせられるものは最初から浮かせたかったのです。
▼玄関のファミリーロッカーの詳細はこちらにまとめました。
家事室にプリントを貼りたい
キッチン横にママ用の作業机を作ってもらいました。
ここでアイロンやミシンをかけたり、洗濯物をたたんだり子供たちの細々としたプリント類をまとめたりできます。
幼稚園からずっと、子供たちのプリント類に悩まされてきました。
見えるところに貼っておかないと無くしたり安心できない反面、生活感が出てしまうのも悩みだったのでキッチンの奥の見えないスペースで机の前にペタペタ貼れるのがいいです。
色々調べてマグロスという格安の壁に貼るマグネットクロスがあったのですが、こちらは工務店側でNGだった(責任が取れない)ので、LIXIL(リクシル)のアクセントボードを使うことにしました。
お値段は3万円ほどでやってもらいました。
リビング収納が欲しい
今まで住んでいたリビングには「子供たちの文房具や工作類をしまっておく場所」が無く困っていましたが、プリンターも一緒に収納できるクロゼットをテーブルのすぐ後ろに作ってもらって楽になりました。
また、掃除道具専用の収納場所も作ってもらい楽になりました。
老後1階だけでも暮らせる家にしたい
私ちは40代で家を買ったので、老後を見据えた間取りを考えました。
階段の上り下りをしやすく
老後、階段での事故が意外と多いそうです。
足腰が弱くなる50代以降を考えると、急な階段は上り下りしにくいので通常よりも段数を多くして蹴上げの高さを低くしました。
参考:YouTube(Amigo住宅ゼミ)
ただ、階段の段数を2段多くしたことにるデメリットもあります。
- 2F廊下が少なくなってドアと階段が近くなり危険。
- 直線の段数が多いと降りる時に危ない。
などがあり、階段は結構奥深いので気をつけてみてください。
踊り場を設けるなどの対策もできるようです。
造作洗面台はキッチンの近くに
今まで住んでいた築35年の中古住宅は、洗面所が、リビングダイニングから遠く、移動すると寒かったのが嫌でした。
冬は朝 洗面所に行くのが寒くて、リビングで身支度を整えていたので新居ではキッチンの近くに洗面台を置きたいという希望を出して間取りを作ってもらいました。
これにより子供たちの身支度、歯磨きがスムーズになりました。
また、生活感をなく見せたいため造作洗面台の鏡に洗濯機や洗濯物干しが写り込まないような間取りにしてもらいました。
ダイニングの隣にヌック部屋が欲しい
ダイニングの隣に「おこもり部屋」を設けました。
階段下のデッドスペースに、ヌックを作ってもらったところがポイントです。
ここでちょっと休んだり、子供が本を読んだり、将来的には寝室としても使えるようなイメージです。
ポップインアラジンをつけるのもこの部屋のこだわりで、部屋の窓を少なくしてプロジェクター用の壁紙にしてもらいました。
また、ヌックに照明と物を置ける棚もつけてもらいました。
まとめ
注文住宅で家を建てるにあたって、我が家の間取りのこだわりを3つご紹介しました。
- 開放感とプライバシー
- いつもの家事を楽にする家
- 老後、1Fだけでも暮らせる家
いい間取りになるかどうかは、自分たちが今住んでいる家の不満なところと向き合って、どういうふうに暮らしたいか理想を具体的に書き出すのがポイントでした。
そしてそのあと、間取りを数社に作ってもらうのがオススメです。
家の間取りを作ってもらったあとは、図面を見ながら家を歩いてみるのがおすすめです。
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